炭酸パックを使ったら赤みが・・・これって平気なの?

炭酸パックを使ったら赤みが出るという方も

炭酸パックを使うと、必ずと言ってよいほど顔色に赤みが挿してしまって、火照ったような感覚になるという方がおられます。

 

実はこの炭酸パックでの“顔の赤み”
炭酸の刺激によって血流が改善されて、結果としてターンオーバーが活性化する事による“好転反応”と呼ばれるものです。

 

この好転反応が起こった時点ではこれから肌がゆっくりと血流が活性化してターンオーバーサイクルが正常化して行く予兆なので心配は要りません。

 

ただし、炭酸パックを使った直後の赤みが30分以上経っても引かない場合は
1週間は炭酸パックの使用を控えて様子を見るようにすると良いですよ。

 

炭酸パックを使ったことによる肌の赤みのほとんどは、こうして『肌を休ませてあげること』で改善します。

 

もちろん、その1週間の間は、普通に化粧やクレンジング、洗顔などの通常スキンケアは行って大丈夫です。

 

ちなみに、肌の赤みが出た時に、どうしても心配・・・という方は冷たい水で冷やしながら手で肌に直接触れないように
バシャバシャかけるような『水洗顔』を1分ほど行ってみてください。

 

顔が冷たくなってくると炭酸パックの血流活性化の効果は鈍りますが、赤みは素早く治ります。

 

しかしながら、顔がほてってきて赤みが出るというのは炎症を起こしているみたいで心配になりますよね。

 

この好転反応と言うのは、今まで悪化していた血流が改善されてターンオーバーが活性化され始めた証です。
初めて炭酸パックを使われる方は驚いてしまうかも知れませんが、肌にとって悪いものではないので全く心配はいりません。

 

好転反応は炭酸パックだけではなく、酵素ドリンクなどでファスティングやジュースクレンズを行った際にも出やすいと言われています。
これは普段の生活の中で、睡眠不足やストレスを抱えやすい、食生活が乱れているなど、身体の中に老廃物が溜まっている状態の方ほど
身体がいい方向へと向かおうとしている事じたいにびっくりして様々な好転反応の症状を表すためです。

 

顔の赤み、頭痛、だるさなどその症状としては個人差があり、あまり老廃物の溜まっていない方は好転反応じたいが感じる事もないなんてこともあるんです。
炭酸パックは、スキンケアの一部だという認識が大きいのですが、その効果は炭酸が血行を改善して肌に栄養を届けるという新しいアプローチなので
身体の中まで影響が表れて行きます。

 

好転反応が出たからと言って驚くのではなく、うまく乗り切って良い状態の肌へと変えていくために必要なものだと認識していきましょうね。

 

好転反応はどのくらいで治まるの?

炭酸パックを使った後に出る。、顔の赤みや火照りなどの好転反応は、通常ならば長くても10分程度で軽くなるか治まります。

 

炭酸パックの種類にもよりますが、あまりにも長く(30分以上〜1時間)好転反応が治まらない場合は、炭酸ではなく、他の成分に対してアレルゲン反応を起こしている場合も考えられます。

 

もし、好転反応が長いと感じた場合は、すぐに使用を中止して、皮膚科などで相談してください。

 

また、それでもどうしても使い続けたいという方は、通常使用ではなく、少量を腕の内側に塗るなどしてパッチテストを行った方が良いでしょう。

 

もし、それで問題なければ、もう一度、次はフェイスラインの目立ちにくいアゴの下側などでパッチテストを行ってください。

 

これで何も起こらなければ、好転反応になれてくれば、反応時間も短くなります。

 

炭酸パックが吹き出物に効果的な理由

肌は排泄器官という話を聞いた事がある方もいらっしゃるかも知れませんが、
実は本来なら古くなった角質や汚れと言ったものが、代謝と共に排出されるはずのものが、
毛穴に残ってしまう事になり、それが吹き出物の原因となっている場合が多いんですよ。

 

吹き出物が目立ってしまったり、痛みやかゆみを伴ってしまうようになるまでには、いくつかの段階がありますが、
そもそもの始まりである毛穴に詰まった角栓の皮脂の酸化物やメイク汚れの落とし切れなかったもの、そういったものにアクネ菌が繁殖してしまうのが吹き出物の原因です。

 

かと言って、毎日の洗顔やクレンジングを頑張りすぎてしまうのは乾燥肌や敏感肌などの他の肌トラブルのきっかけになってしまいかねません。

 

化粧水や美容液での保湿も、洗顔・クレンジングを頑張りすぎたためのリカバーのために存在するものと考える事も出来ます。

 

やはり、自分の肌がターンオーバーがしっかり乱れずに行われていて、古くなった角質層や汚れなどを普通のスキンケアで、簡単に落とせるように排出できる肌を目指すのが、炭酸パックの吹き出物対策のアプローチの考え方になります。

 

そもそもの肌の状態を考えると、健康でなくなってしまった肌に吹き出物が出るのは当然と言えば当然です。

 

週一回のスペシャルケアで、吹き出物に悩まされる不健康な肌の悪循環を脱出できるのが炭酸パックのメリットなんですね。

 

炭酸パックを使ったら赤みが出るという方も

通常なら古くなった角質層と一緒にクレンジングや洗顔の時に落ちるはずのものの中にはメイク汚れの残りなどもあり、
皮脂と混ざって酸化する事で吹き出物やニキビと言われるものを作る“アクネ菌”の温床になってしまうんですよ。

 

なので、まずはターンオーバーを活性化して、古くなった角質が自然と剥がれて洗顔の時にメイク汚れなどと一緒に落ちてくれる肌環境を作る事が、吹き出物を治す第一歩になるんですね。