毎日のスキンケアで吹き出物を治す方法

吹き出物って本当に嫌ですよね・・・

 

10代の若い頃ならまだしも、30代になってからの吹き出物は、他人から見た時に汚く見えてしまいます。

 

ですが、見た目のイメージと違って、肌が汚いから吹き出物が出来ているわけではないんですよ。

 

その理由は、誰の肌にも必ず存在している『皮膚の常在菌』が握っています。

 

このページでは、吹き出物を治すための正しいスキンケアについていろいろな角度から一緒に考えて行きたいと思います。

  • 洗顔
  • 保湿
  • ピーリング
  • 炭酸パック
  • 生活習慣
  • 食生活

これらの角度から、肌の吹き出物を治して行くポイントを一緒に考えて行きましょう。

洗顔で吹き出物を治すポイント

吹き出物の原因が、毛穴に詰まったアクネ菌の増殖と聞いて、洗顔を頑張ってしまうあまり却って吹き出物を悪化させてしまったという方もおられるようです。

 

確かに、吹き出物の原因は、毎日の洗顔やクレンジングだけでは落とし切れない、メイク汚れや皮脂の残りといったものが酸化して毛穴に残ったものに油分が大好物なアクネ菌が繁殖してしまう事です。

 

しかしながら、本来ならアクネ菌というのは、肌の常在菌なので、落とそうと必死になればなるほど、逆に肌を守ろうとする皮脂の過剰分泌とアクネ菌の繁殖を招いてしまう可能性ああります。

 

なので、洗顔で吹き出物を治すためのポイントとしては

  • 洗顔の時にゴシゴシ洗いをしていないか
  • 1日に何回も洗顔料を使った洗顔をしていないか

こういった点に対して、普段の洗顔方法を見直してみる必要がありそうです。

 

洗顔方法を見直す際の考え方としては、過剰な洗顔になっていないか。という点を疑ってみることが大切です。

 

アクネ菌は本来は肌の味方であるという事です。

 

本来、肌の味方であるアクネ菌を躍起になってゴシゴシ落としてしまうと、却って肌の常在菌バランスが崩れてしまうため、これが吹き出物の原因になってしまっている事が多いんですよ。

正しいスキンケアで吹き出物対策

スキンケアというとどうしても洗顔と保湿だけに考えが縛られてしまいがちです。

 

ところが、肌はスキンケアだけではなく食生活や生活習慣としてのストレスへの対処などの要素も含まれるんです。

 

食生活でいうと、油っぽいメニューの食事を控える事や、肌を老化させてしまう糖質の過剰摂取、水分を摂る量が少ないなどの原因も考えられます。

 

それと、フルーツを出来るだけ食べるようにすると良いでしょう。もちろんカロリーの心配もありますので、ほどほどの加減が大切にはなります。

 

しかしながら、お菓子を食べるくらいならキウイやベリー類など抗酸化作用の高いポリフェノールやビタミンをたっぷり含んでいるフルーツを食べること自体もスキンケアの一環と言える効果を持っているんです。

睡眠不足とストレスの吹き出物の関係

睡眠不足や疲れ、または精神的なストレスも吹き出物の原因になってしまう事もあります。

 

精神的なストレスは仕事に関する事であったり対人関係の事であったり、自分ではどうする事も出来ない外的要因によってもたらされるものは仕方ありません。

 

しかしながら、夜遅くまでベッドにスマホを持ち込んで友達とFacebookやTwitter・LINEなどを楽しんでいませんか?

 

もちろん精神的なストレスを解消するために必要な部分でもありますが、少なくとも眠る時間を削ったり、寝る直前にベッドに持ち込んでやるのは、肌にとって良い事ではありません。

 

最低でも○時までには寝る。そして1時間前までにはスマホはひとまず終えるなど、出来る範囲で対策をする事もニキビや吹き出物を予防する事になります。

正しい洗顔方法

吹き出物を改善するためには、洗顔も大切な正しいスキンケアのポイントです。

 

毎日、朝・晩で何気なく行っている洗顔ですが、出来るだけ肌に負担が掛からないような洗い方を注意してみて下さい。

 

これは洗顔フォームやスキンケア石鹸を使った洗顔でも、ただの目覚まし的な要素の水洗いでも肌を擦るような“ゴシゴシ洗い”は避けた方が良いでしょう。

 

肌表面に負担が掛かるだけでも、メラニン色素の沈着を引き起こしてしまいますし、肌が防御態勢に入ってどんどん硬くなって行ってしまう場合もあります。

 

あくまでも優しく、手では直接触らないくらいを意識すると良いですよ。

ピーリングで吹き出物をケア

ピーリングも吹き出物を治す正しいスキンケアには必要な要素です。

 

しかしながら、ピーリングは頻度が問題になります。スクラブ洗顔などでピーリングを行う事で古くなった角質を落としてあげて
新しい肌細胞がちゃんと交代で表面に出て来るようにする必要を考えると、ターンオーバーサイクルも考慮して肌が弱いと自覚されている方の場合1ヶ月に1回程度にとどめましょう。

 

ケミカルピーリングなどもありますが、これはあくまでも自己判断で行うのではなく、皮膚科の先生に相談するのも良い選択肢ですよ。

吹き出物のケアは保湿がポイント

正しいスキンケアをここまで紹介してきましたが、最後にいちばん大切なケアがあります。

 

すべてのスキンケアに共通する基本とも言える“保湿”です。

 

保湿は化粧水をジャブジャブ使ってコットンで肌に馴染ませるイメージでポンポンと軽くパッティングするイメージで行うと良いでしょう。

 

肌を引き締めてあげるという意味では化粧水は冷蔵庫などで冷やしておいて使うと良いのですが、これから寝るから美容液も塗るというタイミングなら人肌程度の温度に温めておくと毛穴が閉じないため、その後の美容液の浸透が良くなります。

 

ただし、ここで勘違いされている方も多いのですが、何か肌トラブルが起こってから美容液を使い始める方もおられます。

 

しかし、実際には肌が黒ずんでしまったり、シワが出来たり、シミが出来たり、ニキビも同様ですが、肌トラブルを予防するために美容液は存在するという事はおさえておきたいポイントです。

 

そして化粧水も油分が入っているものと、オイルフリーのものがあります。

 

一般的には、脂性肌の方はオイルフリー。乾燥肌の方は油分を含んだものを使ってあげるのが良いと言われています。