吹き出物を治すために知りたい原因と対策

このページでは、吹き出物の原因と正しい対策について一緒に見て行きたいと思います。

 

吹き出物に対策については、いろいろなことが言われていますよね。

 

洗顔のやり過ぎが良くないとか、美容液は油分になるためアクネ菌のエサになってしまうなど、本当に様々な情報が飛び交っています。

 

ですが、吹き出物の本当の原因は『肌のバリア機能不全』にあるんです。

 

肌のバリア機能は、そのまま『肌のうるおいが維持できているかどうかによって決まる』と言っても過言ではありません。

 

しかしながら、保湿も化粧水のみで乳液や美容液を使っていないとなると、肌の水分が次々と蒸散してしまいます。

 

実は、大人ニキビとも言われる吹き出物がなかなか治らない、または治ってもすぐに再発してしまうというのはほとんどが、この『うるおい不足』が原因なんですよ

 

そこでこのページでは、そもそもの吹き出物の原因を正しく理解するところから、吹き出物の正しい対策を導き出して行きたいと思います。

吹き出物の原因

吹き出物の要因別の効果的なケアは保湿がもっとも大切になります。

 

役立つ知識とスキンケアを行なって、吹き出物を消し去りましょう。

 

吹き出物の原因は乾燥による皮脂の過剰分泌です。
皮脂の過剰分泌が吹き出物の『引き金』になる事は10代のニキビと同じですが、皮脂の過剰分泌が起こる原因が違うんです。

 

10代の皮脂の過剰分泌は、単純に若さによるものですが、大人の場合は乾燥によって肌のバリア機能が失われている事が原因なのです。

 

肌のバリア機能を強化するためには、保湿をしっかりと行ってあげて、水分蒸発で乾燥しないように美容液や乳液などでちゃんとフタをしてあげる事なんです。

 

そして、もうひとつの吹き出物の原因として考える必要があるのがホルモンの分泌バランスです。

ホルモンバランスと吹き出物の関係

ホルモンのアンバランスや肌にハリがなくなったことによる毛穴のボツボツを修復するには、食生活を見直すことが重要です。

 

食生活を見直す事によって、皮脂の質が脂っぽいベタベタしたものから、適度な粘性を持った油分と水分が両立出来ているものへと変わっていくからです。

 

食生活を見直すというのは、日本人のわたし達にとっては『和食を食べる』という事になります。

 

また、ホルモンバランスが乱れると、体内に水分を溜め込みやすくなり、肌表面からの水分が少なくなっていく傾向があります。

 

その水分は、むくみの原因になってしまいます。ですので食生活を和食中心に組み立てる際に『塩分を控えめにする』ことも大切な要素になります。

 

というのも、わたし達人間の身体は体内のナトリウム濃度を水分を溜め込んで調節する働きがあるからです。

吹き出物の対策の基本

吹き出物を治したい一心で、しきりに洗顔をする人が見られますが、やり過ぎた洗顔は大切な皮脂まで落としてしまうことが想定され、逆効果になってしまいます。

 

流行のパウダーファンデーションにおいても、美容成分を入れている製品が多くなってきています。

 

保湿成分を含んでいるものを選んで使うことで、乾燥肌で苦悩している方も明るくなれると言えます。

 

何と言っても「保湿」&「安全性」であることは異論の余地がありません。

 

敏感肌になっている人は、防衛機能がダウンしていることを意味しますので、その代りをする商品となれば、どうしてもクリームとなって行きます。

 

というのも、化粧水は水ですから、浸透は早いものの、その代り蒸散するのも早いからなんです。

 

ですので、化粧水で補ってあげた水分が蒸発してしまわないように美容液や乳液を使ってフタをしてあげるイメージを持つことが大切なんですね。

乳液や美容液の種類

乳液や美容液の種類は、植物性の油分を補うようにすると良いでしょう。

 

馬プラセンタや豚プラセンタは動物性油脂を由来とする飽和脂肪酸を持っています。

 

これらは、吹き出物のもとであるアクネ菌のエサになってしまいます。ですので、出来る限り植物性油脂で保湿の仕上げを行うようにしましょう。

 

ただし、植物性の油脂でも不飽和脂肪酸の一価脂肪酸であるオレイン酸を持つものは避けた方が無難です。

 

椿油やオリーブオイルなどは一価脂肪酸のオレイン酸を含む油脂です。吹き出物に悩まされている方が使うと却って症状を悪化させる恐れもあります。